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立ち回りとは、奥が深いです。十年近くパチスロやパチンコやってきている管理人ですが、これ! っという決まった理論が完成だという域に達したことは一度もまだないです。常に試行錯誤と結果がすべてで見ていっています。
最初は決めた台にひたすら打ち込むタイプの人間でした。もちろんそれで4万突っ込んで、10万出た時もありました。しかし、この方法でトータルで勝つには、まず事前に高設定情報を調べ、それをいち早く手に入れることがすべてになります。
やればわかりますが、適当に狙って、毎回4〜5万打って10万出るなんてことはありません。
結局追求していくと、パチスロやパチンコに人生すべてをささげなくてはならないんですね。設定6であろう、台ばかりを追うには、帰りがけ、ついでにちょっとのサラリーマンではまず無理です。
だからだいたいの人はトータルで負けます。
パチスロやパチンコは一割程度の人が勝っています。言い換えれば一日にすべてのお客がつぎ込んだ額が1千万の場合、100万円は払い戻してくれるというような感覚です。
残り900万、その負け額がすべて店の収入になります。そのお金で設備投資や派手な店作りをしてお客をさらに呼び込むのが仕組みです。
つまり、払い戻してくれる100万円をいかに自分が多く取るかというようなものです。
毎日その勝ち組の一割になればよいというわけ。
その一割になる確率を高めてトータルで勝てばいいわけです(10回やって勝った日が6回とか)そうすれば最低でもトータルで負けることはなくなります。
または、10回やって一回しか平均勝てなくても、その一回であとの9回の負け額を取り戻すぐらい勝てばトータルは勝ちです。
こういう風に考えるわけです。
しかし、これはむずかしいです。生半可では出来ません。
それがすぐに出来るならみな勝っています。
例えば2〜3万負けていて、ある台をやめるとします。そのやめた瞬間、次の人が打って出しまくったらこれほど嫌な展開はありません。管理人もこういう目には最初は何回もありました。そのたびに嫌になるものです。
しかし、2〜3万突っ込んでサッと止めれますか?
もし後千円で出たら……
一度でもこういう目に合うと、勇気が要ります。
で、ズルズルズル……この繰り返し。
じゃあどうすれば、こういういやな目に合わなくて済むか?
それは投資する金額を少なくする、自分で決めて、決めた金額で止めることです。
その後出たら仕方ないという理論です。金額が5千円ぐらいだったらその後出てもしまったとはあまり思わなくなりました。
むしろ負け額が減って、気持ちが楽になる、「まあ〜次があるさ」という感覚です。
これが一台に5〜6万も入れたら、またはたくさん打って大きな負け額になるとそうはいきません。人間は多額に負けが出るとそれを必ず一気に取り返そうという心理が働きます。競馬や競輪、株の先物取引でぼろぼろになる心理がこれです。
というわけで、今度は効率を考え、3〜4千円ぐらいであちこちいい台狙い撃ちすればよいと考えるようになりました。
ジャグラーは2、3発連チャンで終わる場合が多く、それ以上伸びるチャンスが多いのはやはり高設定でないとむずかしいです。
ならばそれを逆に考えます。
2〜3連チャンは低設定でも出る可能性はある、ならば、選んだ成績の良い台の可能性は高いのだから、数台打つうちにそういう台を見つけて取り戻せる金額はだいたい1万5千〜2万。
それはほぼ取り返すことが出来る、という理論。
このやり方をするとお昼からでも、台のビッグとかの回数見て打つと成績が良かったからです。
次から次に台を変えていっても4〜6万も全くでないなんてことはありませんでした。
ところがこれを始めてから落とし穴が待っていました。
いつものようにジャグラーかニューパルサーの狙った台に座って3〜4千円ずつ打っていました。だいたい止め時は1万5千〜2万と決めていました。
でもビッグもなにも来なくてやめるのは嫌なので、最低でも一回はビッグが来てやめるという心つもりでした。
やっぱり一回は来ないとせっかく打ちに来たんだからという感覚があるからです。
すると全く来ません。台を変えても、変えてもビッグどころかレギュラーも来ません。気分変えてパチンコもしました。最後はやけになって爆裂台も打ちました。しかし、
8万弱……全くなにも出ずに一日終わりました。ふと見るともう閉店近く。顔は真っ青、呆然としていました。
これほど落ち込んだ日はありませんでした。もちろんトータルでは勝っていましたが、一日負けてもいい金額をはるかに越えていたというわけです。いつもの店です、出し方の癖もよく知っていた店でした。あきらかに油断だったのです。
結局一台を出るまで突っ込むと同じことになってしまいました。
確率でいえば、こんあはずはない、一回はコレだけ打てば必ず一回はビッグが来るはず……
これが落とし穴だったのです。
これだけ打ったから必ず出る、誰がそんなもの決めたんだ?
馬鹿じゃないの?
そう言われても文句は言えません。
この日以来、僕は肝に銘じています。
この恐ろしさをしみじみと感じているので、今は出るまで突っ込むという方法は絶対にとりません。
ここ5年ほど、僕はこの感覚になっています。
だから一台に4〜5万突っ込むことはなくなりました。そしてこつこついろんなことを試して、逆にトータルで少しずつでも勝てるようにもなっていったのです。
それと自分が行っている店はそんなに優良店ではないです。
駅前にあるのでほっておいても客は来ます。ということは……営業努力をそんなにしなくてもお店は……ということです。
それでも毎回いい成績出している台を見つけてちょこんと座って打つ、これでも年間はプラスになります。もちろんやめ時も大事。
僕のパチスロの年収はだいたい30万前後、運がよい年は50万前後まで行きました。(去年はちょっと悪かった……)
もっと勝っている人は年収100万以上いっている人もいると思います。リーマンでもいるでしょう。
プロや勝っている人から見れば僕の方法は、はっきりいって効率悪いと言う人が多いと思います。
本気でやればもっと勝てるよ! という人もいると思います。
本気で人生かけてやればはっきりいってもっといい成績出るとは思います。つまり人生すべてをパチスロやパチンコにささげるという方法です。時間をすべてパチンコとパチスロについやすのです。
もちろんその場合は、上記のちょろっと方法なんかではなく、人と組んで本格的にいろいろやることです。(ゴトとか攻略会社、違法行為ではない)
一人では限界があるからです。 パチスロやパチンコを趣味ではなく、仕事にするわけです。
ようは、会社みたいに組織化して立ち回りをする、情報を仕入れて信頼できる高設定イベントなどを制覇するという方法です。
プロの中には毎日毎日電車であちこち行っている人もいるとか。二時間もかけてでも行くときも、昔は徹夜で並んで閉店までただひたすら打ち続けることもあるそうです。
徹底的に情報を精査して、ひたすら狙って打つというやり方です。
もちろん、機種もジャグラーのようなAタイプだけじゃなく、ただただスピードと効率化を求めて、勝ちやすい機種だけを好きだろうが、嫌いだろうおかまいなしに現金を引き出すための作業としてする、これが究極だと思います。
ただし、時間その他すべてパチンコ、パチスロにささげなければなりません。
自分の考え方は、ちょっと開き時間に行って勝負する、それでトータルは少なくてもいいからプラスにするという考え方。
これなら楽しくお金を気にせずに打てるからです。
どういう打ち方をするのも自由、スロットに人生賭けるのも自由。あなたはどうします?
僕はすべてを投げ打ってまではちょっと出来ません。だから人生賭けている人はすごいと思いますよ。 |
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